2013年 03月 11日
2年目の3・11 |
震災であまりにもたくさんの方々が亡くなりました。
また、亡くされました。
個人的な話で一緒にしてはいけないと思うのですが
15年前に主人を亡くした私は
震災についての報道を見るたびに自分の経験を思い出し
心の中の整理されていない部分がざわざわと困惑するので
実は正視する事ができないというのが本音でした。
そして今もそれを完全に乗り越えた訳ではないと思います。
何もかもを無くした方々、また原発の事で生活を奪われた方々…
それは想像を絶する経験と2年間だと、思います。
目に見える部分も、目に見えない部分も
いきなりには解決せず、苦しい只中にいらっしゃる方も沢山なんだと思うんです。
まどろこしいほどゆっくりゆっくりと
時には後退しているような思いさえ
…だけど、…私事ですが、15年経ってみたら
なんだか前に進んで来れたな、…と思うのです。
なにもできない。今も完全には正視できないけど、
だからこそ、せめて絵筆にエールを込めたい。
少しずつでも前に進む力
全ての人や生命にそなわる
そんな蘇生の力
「変化」37×21㎝
また、亡くされました。
個人的な話で一緒にしてはいけないと思うのですが
15年前に主人を亡くした私は
震災についての報道を見るたびに自分の経験を思い出し
心の中の整理されていない部分がざわざわと困惑するので
実は正視する事ができないというのが本音でした。
そして今もそれを完全に乗り越えた訳ではないと思います。
何もかもを無くした方々、また原発の事で生活を奪われた方々…
それは想像を絶する経験と2年間だと、思います。
目に見える部分も、目に見えない部分も
いきなりには解決せず、苦しい只中にいらっしゃる方も沢山なんだと思うんです。
まどろこしいほどゆっくりゆっくりと
時には後退しているような思いさえ
…だけど、…私事ですが、15年経ってみたら
なんだか前に進んで来れたな、…と思うのです。
なにもできない。今も完全には正視できないけど、
だからこそ、せめて絵筆にエールを込めたい。
少しずつでも前に進む力
全ての人や生命にそなわる
そんな蘇生の力
「変化」37×21㎝
by atelier_dugong
| 2013-03-11 09:40
| 北原順子の作品(Works)
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